■利益確定の時期

■利益確定の時期


　勝ち続けるネットトレーダーの利益確定時期は、

　あらかじめ想定されていることが多いです。

　たとえば、

　「チャートが上ヒゲをつけたら、利益を確定する」

　「株価が２５日移動平均線を割り込んだら、利益を確定する」

　「買値から２割上昇したら、利益を確定する」

　などなどです。


　利益確定後に更に株価が上昇しても、それは「想定範囲内の上ブレ」

　と考えています。


　これに対して負けているトレーダーは、投資した銘柄が目論見通りに上昇したケースでも、

　「どこで売ればいいのだろうか？」

　と迷いがちです。


　これでは、勝ちを続けることは難しいと言えます。






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■勝ち続けるネットトレーダーの共通点

■勝ち続けるネットトレーダーの共通点

　
　勝ち続けているネットトレーダーに共通するのは、

　損切りする時の決断が早く、損切りを躊躇なく実行している点です。


　損失を最小限に食い止めていれば、別の銘柄でいつでも勝負することができます。


　ひと口に勝ち続けるネットトレーダーといっても、

　１日で手仕舞いするデイトレード、数日から長くても数週間で手仕舞いするスイングトレードのほか、

　さまざまな投資スタイルに分かれます。

　
　しかしどんな投資スタイルであれ、勝ち続けるネットトレーダーには、

　投資スタイル、投資スタンスが明確です。






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■負けているネットトレーダーの共通点

■負けているネットトレーダーの共通点


　負けているトレーダーに共通している点は、

　現物で保有している銘柄が、決して利益を生み出すことのない塩漬け株であるということです。

　さらにもう一つ、

　株価の動いた方向を見て、過度の期待を抱いたり、

　思惑とは逆の方向に動いたケースで固まってしまう点です。


　少なくとも、この２点を解消できない限り、負けから抜け出すことは難しいでしょう。








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■含み損を抱えた塩漬け株を決して保有してはいけません。

■含み損を抱えた塩漬け株を決して保有してはいけません。


　勝っているネットトレーダーの多くは、含み損を抱えた塩漬け株などを決して保有しません。

　
　塩漬け株でも、買値まで戻ることはあるでしょう。

　しかし、戻るまでにどれくらいの日数、年月が費やされるのか分かりません。


　仮に１年で、買値まで戻るとして、塩漬け株に投資した資金は、

　１年間ムダに寝かせることになります。


　『だったら傷の浅いうちに損切りし、別の銘柄で損を取り返し、

　さらに別の銘柄で利益を追求しよう』


　というのが、勝っているネットトレーダーの考え方です。







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■相場は気まぐれな人と同じ

■相場は気まぐれな人と同じ


　株式市場には、「流行りすたり」「トレンド」「サイクル」というものがあります。

　マーケットをウォッチして、自分で考えることで、

　その時々のマーケットの傾向を見つけていくことが重要です。


　そして、「今はこの流れだから、この動きについていこう」とか、

　「流れが変わってきたから戦略を変えよう」というように、

　自分の頭で考えながら柔軟に戦略を変えていくことが大切なのです。


　何度も強調したい点ですが、マーケットは自分の都合のいいようには動いてくれません。


　それどころか、イジワルに動いていくことが多いのです。


　投資家として大切なことは、そんな気まぐれなマーケットに対してキレることなく、



　『気まぐれなマーケットに徹底的に自分を合わせていく』



　という姿勢なのです。

　そういう柔軟な姿勢を持てる人こそが成功して、自我を通してしまう人が失敗する。

　株式市場とはそういう場所なのです。







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