■買い上手よりも売り上手

■買い上手よりも売り上手


　どんなに手慣れた投資家でも、エネルギッシュな上昇局面では

　「まだまだ上がりそう」と強気になり、

　下降局面では「このままだと損が増える」と弱気になるものです。

　上げ局面では買いはムードに乗ってホイホイと行きますが、

　強気ムードの中でその玉をいかに利食うかが問題です。

　絶好の利食い場を逸することが少なくなく、

　上げ人気の中でこそ冷静な売り場探しが必要です。

■陰極まれば陽転す

■陰極まれば陽転す


　相場の活況期に、だれもが強気を唱えるのと同様に、

　世界金融危機のように相場がもたつくと

　皆が弱気に傾きがちになるものです。

　しかし、弱気の声が大勢を占める状況となれば、

　それだけ玉整理も進みやすく、売り物も出尽くし、

　商いが薄れたあたりは、逆に買いチャンスとなることが多いです。

　周囲の声に惑わされず、相場が悪いときにこそじっくり

　仕込んでおく気構えが必要というわけです。

■テクニカルの知識は必須

■テクニカルの知識は必須


　デイトレを含む短期投資においてテクニカルの知識は必須です。

　テクニカルにはチャートや板読みなどが入るのですが、

　特にチャートを読めないようではお話になりません。

　逆に言えばチャートを読めるようになりさえすれば、

　それだけでコンスタントに勝てるようにはなります。





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■ファンダメンタルズＰａｒｔ２

■ファンダメンタルズＰａｒｔ２


　材料があって買われている銘柄などは、その材料を知っているのと

　知らないのとでは天と地との差がでてきます。

　材料に対する過信は禁物ですが、

　「なぜ買われているのか」

　を常に意識してください。

　その理由が決算期待であれば、決算前に売るかどうかを決めなければなりません。

　好決算を受けての見直し買いであれば、

　しばらくは上値追いの日々が続くことも考えられます。









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■日経２２５先物の値動きをチェックする

■日経２２５先物の値動きをチェックする


　日経２２５先物は、決められた期日にその日の日経平均の値で清算する金融商品です。

　この日経２２５先物について勉強することも、相場動向を読む上では役立つことが多いです。

　たとえば、何か日本に関連するトラブルが起きると、

　機関投資家や外国人投資家などの大口の投資家は、まずは日経平均先物を売ってきます。

　つまり、日本に何か悪いことが起きた時には、

　「日本売り＝日経平均先物売り」という反応が最初に起こるのです。

　そして、日経平均先物が下落すると、それにサヤ寄せする形で

　現物の日経平均や個別銘柄が売られる流れとなります。


　短期トレードの場合には、ぜひ、日経２２５先物の値動きをチェックしながら

　トレードをおこなうようにしましょう。



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